資料請求はコチラ
マネジメントエキスプレス2015.1月号

Management Express

ManagementExpressは、ヘアサロンさまのマネジメントにお役立て戴きたい経営情報として、
サロンオーナーさま及びマネージャーさまに毎月お届けしています。

「 顧客(Consumer)ニーズの変化  」
ヘアサロンさまに来店される顧客のニーズが変化しています。先ず、消費者意識の変化です。一般女性誌のタイトルにも出てくるキーワード「 年相応にキレイな40代 」などに表現されているように、「 今の自分が好き・だからそこを伸ばしていきたい! 」という意識が芽生えています。また、「 美肌のために個別対応ケアが必要! 」という自分に合ったスキンケア商品を求めるニーズも年々高まっています。つまり、「 自分にピッタリを徹底的に追求したい 」というニーズです。このように顧客の美意識に変化が表れています。これらをまとめると、「 今の自分を本当に大切にしたい!人と比べるのではなく、過去の自分を羨ましがるのでもなく、今の自分を最高の自分に!」…という意識変化です。これらの顧客の意識変化に対して、美容も進化しています。多くのメディアが発信している情報のキーワードは、「 自分の肌探しの旅に出かけよう! 」「 今、スキンケアで夢が叶う時代 」「 先進的美容ケア登場 」など、今まで無理だと思っていたキレイが叶う時代…として、全面的にアピールしています。このように美容が進化すると同時に、情報が多様化することで多くの消費者がモノ選びに対する意識も変化しています。300万ユーザーを突破した情報キュレーションアプリantennaやNewsを3分でまとめ読みできるグノシーなどが人気ですが、「 たくさんの良いモノから何を選択するのかの拠り所を求める 」というニーズ、キレイになるための商品やサービスがどんどん進化している中で、自分でも想像がつかない領域になっている今、何を選んで、何を使いこなせばいいのかわからないというのか深層心理だと考えられます。顧客意識である「 今の自分を自分らしく輝かせたい!そして美容の進化 」これからは、プロフェッショナル(美容師さん)のカウンセリング・提案がさらに必要な時代になって来たと言えます。


「 ヘアサロン市場(Market)の変化 」
2014年ヘアサロン業界の現状として、メーカーからディーラーに出荷している金額は上昇しているのにも関わらず、消費者がヘアサロンさまに支払う金額は年々減少しています。また、消費者がヘアサロンさまに通う来店頻度以上に、1回あたりに使う金額が年々減少しています。これとは逆に、コスメ(特にスキンケア)など、美容市場は伸びている分野も多く、消費者が美容にかけるお金は増加しています。つまり、このギャップがヘアサロン業界の大きな課題(顧客に対して、リアリティのある付加価値が与えられていない)の1つになっていると思われます。これらからの時代は、顧客の顕在ニーズ(顧客が直接言葉にするニーズ)ではなく、潜在ニーズ(顧客が言葉にしていないが、顧客にとって喜ばれるニーズ)に対して取り組んだところが勝利すると言われる時代です。顧客は、ヘアカットやファッションカラーだけではなく、新しいスタイルや特別な日の演出、美容に対する情報や自分に合ったモノ選びなど美容に対するサポートをするサポーター(美容師さん)を潜在的に求めています。お客さまに対して、お客さまがまだ気付いていないキレイを提供するサービスとヘアサロンづくり。当社では、2015年度からヘアサロンさまの付加価値になる最高品質のプロダクツとカウンセリングプログラムを提供するためのブランドを取り揃えました。そして、これらに新たなエデュケーションプログラムを加えて、サロンさまと一緒に取り組んで参ります。どうぞご期待下さい。


「 客単価を上げながら客数も上げる 」
昨年末、低価格戦略をとっていた大手外食企業が値上げをしたのが衝撃的でした。円安、食材・人件費上昇…値下げ競争から一転、客離れのリスクを抱えながら成長も目指す値上げ競争が始まりました。ここで注目したいのが多くのお店で値上げ(客単価を上げる)後に、客数が減ってしまうお店が多いということです。ヘアサロン業界の深刻な悩みになっている人材不足の原因でもある美容学校2年制導入に伴い(客単価を上げる)生徒数(客数)が激減したことも同じ意味です。アパレル業界では、20~30歳代の服が売れなくなっています。「 安いだけでは買わない 」という今どきの消費者。昨年までは前年のヒット商品を翌年も売り出せば、前年に欠品した分の売上まで取り返せていたそうですが、今は全く違います。流行を先取りして需要の前に買う顧客が減っているのです。服にかけるお金を減らして、旅行や食事、友人づきあいにお金をかけるという実態です。ブランドの服を好む、モノありきの価値観が通用しなくなっています。このような中で、客単価を上げながら客数も上げることに成功しているお店もあります。そのお店はいったい何をしたのでしょうか?そのアクションに注目が集まっています。「 価格プラスα 」の商品・サービス提供が勝負になる時代、そのお店がどのようなファン(顧客セグメントに対する価値提供)をつくっていたのかどうかになります。身近なところでは、スターバックスがその代表的な企業ですので、とても理解しやすいところです。ヘアサロン業界においても大手低価格サロン「 QBハウス 」や「 プラージュ 」がありますが、低価格という価値ではなく、時間という価値・グルーミングという価値を売っているので、成り立っていると言えます。つまり、価値提供が明確でない低価格ビジネスはとても危険(低価格とリーズナブルの違い)になるということです。このようなことから、あらためてヘアサロン業界における問題は、1店1店がより豊かに(生産性が向上)なるにはどうすればいいのかです。課題は、人材採用や人材育成、顧客に提供する商品やサービス、自店の仕組みづくりはどうするのかが大事になっています。2015年、ヘアサロンだから出来ること(プロフェッショナルの仕事)…ここが最大のキーワードになります。新しいコトをするのも大事ですが、今提供している商品やサービスの価値を伝えているのか、伝わっているのか?から今一度見つめ、始めていく必要があるのではないでしょうか。

LIST