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マネジメントエキスプレス2013.5月号

Management Express

ManagementExpressは、ヘアサロンさまのマネジメントにお役立て戴きたい経営情報として、
サロンオーナーさま及びマネージャーさまに毎月お届けしています。

「 サロン外部環境レポート 」
今月と次月は、ヘアサロンを取り巻く外部環境について、お届けさせて戴きます。

●人口と高齢化社会:
2013年4月現在の人口は、1億2747万人。1月を20歳で迎えた新成人は、122万人(男性63万人・女性59万人)で総人口に占める割合は、0.96%3年連続で1%を割り込んでいます。2005年から人口減少が続いていますが、団塊の世代が2012年4月から65歳に差し掛かったために、65歳以上の高齢人口は一気に増加し始めています。

●景気・経済:
2012年時点で生活保護を受けている人は213万人で過去最高を更新、世帯数では、155万5000世帯でこちらも過去最高最多に。国民年金の加入者1737万人に対し、保険料の未納者が455万人、26%を超え過去最高になっています。また、勤労世代(20~64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が“貧困”(貧困率とは、年収114万円を貧困線と定めたことに基づく)であることが、国立社会保障人口問題研究所の分析でわかりました。2030年には、生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になることが見込まれています。1人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及び母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中。この背景には、女性の“非正規雇用”が影響しています。全国にシャッター商店街が広がっています。1990年に全国に70万軒あった商店が、2012年には、43万軒以下に減少しています。

●消費動向:
首都圏・近畿圏を対象とした調査によると、買い物に対する意識が相当変化したことがわかります。・・・「 わりと変化た9.8% 」「 ある程度変化した39.5% 」を合わせると、49.3%で約半数を占めています。実際の購買行動から、「 買う前に必要なものかをじっくり考える60.1% 」「 イメージではなく、機能や特徴をより確かめて買うようになった53・6% 」などが半数を超え、「 現在の利便性や快適よりも、将来の安全・安心を主軸に置いた生活に重心が移っていく 」という回答が46.7%と圧倒的でした。

●雇用・職業観:
2012年の労働調査で、派遣・パートで働く非正規社員が全労働者に占める割合が35.2%になり、対前年比0.8%の上昇。完全失業者は、284万人。失業期間が1年以上の失業者は、109万人で2年連続100万人を超えています。2012年に大学を卒業した56万人の内、アルバイトや非正規労働についた人と、就職も進学もしていない人が約13万人で全体の2割以上いました。また、現在年間50万人が大学に進学する“大学全入時代”と言われて、専門学校が苦戦を強いられています。クラリーノの職業観調査による小学校1年生の女子のなりたい職業ランキングによると、①パン・ケーキ屋・お菓子店32%②芸能・タレント11。1%③花屋11%④保育士8%⑤看護師3%⑥美容師2%⑦ペットショップ・トリマーでした。尚、小学校6年生女子では、美容師はベスト10にランクインしていません。また、親が将来つかせたい職業として02年07年とベスト10に入っていましたが、今回は消えています。

●生活・余暇:
外食産業が全体的に落ち込んでいます。中食市場に“食べられた”と言われていましたが、中食市場も落ち込み始めています。背景には、20~30歳代の食生活の変化があります。出版不況を尻目に好調な主婦向け雑誌オレンジページが発行した“食べようび”は、2012年から月刊誌化しましたが、20~30歳向け誌で、とことん読みやすさを追求。1人分のメニューもつくれ、内食時代に対応して毎月部数を伸ばしています。主要外食企業の約70%が対前年を下回る外食産業低迷時代の中で、外食から中食へ、さらには内食時代へ向かっています。

●世界と日本:
日本は、ハイテクだけでなく、今や世界でも日本の顔になったアニメ・マンがなどポップカルチャーや若者ファッションの分野でも世界ブランドが多くあります。英BBCが読売新聞などと22ヶ国で共同実施した世論調査で、日本は“世界に良い影響を与えている”国のトップ(58%)に選ばれています。ミシュランの総責任者であるジャン=リュック・ナレ氏は、“東京は世界に燦然と輝く美食の都だ”と絶賛。ミシュランで3つ星の多い都市は、①東京②京都③パリ④大阪⑤ニューヨーク。3つ星は世界で90店しかなく、その内の3割が日本で占めています。日本は、ハイテク分野だけでなく、伝統文化、食文化でも評価が高く、デザインの世界でも、フェラーリ・ポルシェ・マセラティ・アウディ・シトロエン・オペル・BMWなどのデザインにおいても日本人デザイナーが深く関わっています。

●美容関連:
日経産業の調査で、美容サロンでキレイを求めるのは理由を複数尋ねたところ、「 自分のため97% 」とほぼ全員が回答、未婚者の「 恋人のため21% 」既婚者の「 夫のため30% 」を大きく上回っています。また、脱毛サロン・エステサロン・ネイルサロン・まつ毛サロンに比べ“行きつけのサロンがある”・・・は、ヘアサロンが60%で圧倒的に多い。ちなみに、2位の脱毛サロンの行きつけ率は、13%でした。1年間にヘアサロンにかける費用は、1万~3万円未満が40%、3万~5万円未満が24%で、ヘアサロンに行く目的を複数回答で尋ねたところ、「 最低限の身だしなみ=68% 」トップ、1つだけ選んでもらう回答でも27%とトップでした。ちなみに、複数回答の2位は「 いつもキレイな自分でいたいから=14% 」「 頑張った自分へのご褒美として 」「 プチ贅沢がしたかった 」などは、いずれも5%未満でした。では、ヘアサロンを選ぶポイントは?と尋ねたところ「 行きやすい場所=73% 」「 価格が手頃=56% 」と続いています。行きやすい場所の詳細については、自宅や職場から近いという理由とマイカーなどで移動しやすく駐車スペースがあるなどの理由が含まれています。また、ヘアサロンに行く頻度は、「 2ヵ月に1回=36% 」「 3ヵ月に1回=29% 」「 1ヵ月に1回=19% 」で、1回当たりの費用は、平均4700円。男性は20代の3871円、女性は40代の7807円が最高でした。ヘアサロンで施術を受けている時の行動については、男性が「 何もしない=53% 」女性は「 雑誌を読む=71% 」「 美容師と話す=53% 」「 特になにもしない 」は15%にとどまっています。パナソニックの20~40代男性意識調査によると、薄毛に対して悩んでいる問いに対して、「 とても悩んでいる=14% 」「 悩んでいる=23% 」「 少し悩んでいる=38% 」「 あきらめている(過去に悩んだが)=3% 」・・・という結果が出ています。そして、半数以上が今までになんらかの薄毛対策を行ったことがある回答しています。また、女性からプレゼントして欲しいモノという調査では、「 育毛シャンプー 」「 育毛ケア器具 」が上位に入っています。

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