資料請求はコチラ
マネジメントエキスプレス2012.2月号

Management Express

ManagementExpressは、ヘアサロンさまのマネジメントにお役立て戴きたい経営情報として、
サロンオーナーさま及びマネージャーさまに毎月お届けしています。

「 自店のコンセプトは何か? 」
市場のマイナス成長が続き、人口も減少していく厳しい経営環境の中で、確実に業績を上げて いくためには、しっかりとした自社・自店の「 コンセプト 」が必要になります。コンセプトの意味を 辞書で訳すると「 概念 」という意味になりますが、マーケティングにおいての考え方では少し 解釈が変わります。マーケティングにおけるコンセプトとは、“新規客の獲得(経営者の仕事)”“再来比率の向上(スタッフの仕事)”というサロン経営において経営者とスタッフの責任分担で もある2大要素を高めていくために必要な経営規範経営戦略と持つということです。コンセプト における必須事項は、「 内容・特徴・差別化 」の3要素です。いかにお客さまの立場で顧客満 足を考え、競合他店との差別化が出来るのか・・・この具体策がコンセプトです。ヘアサロン業界 において、95%のヘアサロンが対前年比を割っていると言われていますが、同じく95%のヘア サロンのコンセプトが明確でない!と言われています。WebやDTPにおけるプロモーションの 効果においても、コンセプトが明確になっているヘアサロンのみが確実に効果を上げています。


「 CTPTマーケティング 」
確実に成果をつくるMP(マーケティングプランナー)が駆使しているマーケティングノウハウが CTPTマーケティングです。CTPTマーケティングとは、コンセプト(C)を明確にし、ターゲット (T)を思い切って絞り込み、プロセス(P)=関係づくりの段取りを行い、ツール(T)を周到に組 み立てファン化・顧客化して売上をアップする、「 個客接近 」を徹底するマーケティングです。 ヘアサロン業界において目立った失敗例としては、C・T・Pが無く、Tのみでプロモーションして しまっていることです。いわゆる継続しない売上です。これからのサロンマーケティングにおいて とても小さなCTPTマーケティングの成功事例をつくることが、後々の水平展開・垂直展開を行 い、確実なサロン成長のスタートとなります。また、当社ではCTPTマーケティングをヘアサロン 経営者さまに学んで戴くための特別セミナーを企画しております。さらに、MPをヘアサロン経営 者さまにご紹介する準備も始めております。CTPTマーケティングにご期待下さい。


「 ステルス・マーケティング 」
飲食店の口コミサイト“食べログ”にやらせ投稿する請負業者が存在することが発覚して以降、 美容やエステなどの口コミサイトでも同様のやらせがあることが明らかになり、Web上の口コミに 対する目が厳しくなっています。さらに、ブログなどでの書き込み全て含めて「 ステルス・マーケ ティング 」として批判されています。ステルス・マーケティングとは、レーダーにキャッチされない ステルス機のように、宣伝とわからないように情報を露出させる手法で、インターネット業界でよく使われている言葉です。企業が人気のブロガーやタレントに商品を渡して、好意的な書き込みをブログでしてもらうことや、発覚した口コミサイトへの“やらせ書き込み”も含まれます。口コミ に業者が絡んだ瞬間に、もはや口コミではなくなっています。口コミは商業的意図がない送り手 と受け手との間で交わされるコミュニケーションと定義されているからです。売りたい気持ち満載 の広告よりも、実際に使ってみての感想など、中立的な本音が含まれるからこそ、口コミは興味 をそそる大きな影響力を持っています。その本音を偽うようでは、消費者の心を引き付けてきた 口コミの価値は一気に落ちます。やらせ口コミ業者は問題外として、今回の騒動によって口コミと いうブランドと消費者との有力な接点を失うのはあまにももったいないことですので、お店側が 堂々と口コミをマーケティングに活用できるようにガイドラインを明確にする必要があります。ま た口コミをマーケティングに利用しようとするお店は、“口コミはコントロール出来ない”ので、ネガ ティブな書き込みもあるという覚悟も必要になります。また、過度に介入したり、演出したりすると 逆に反感を買いかねないということも想定し、口コミに指針を持つことが大切になります。


「 ハインリッヒの法則 」
会社でもお店でも事故やトラブルが事業の継続に大きなダメージを与えることがあります。何か 大きな問題を起こしてまった時に先ず思うのが、防ぐことができなかったのか?予兆はなかった のか?ということです。気づいていれば事前に防ぐこともできる・・・しかし、これらは言い訳に過 ぎないことが多いようです。アメリカの損害保険会社で働いていたハインリッヒ氏が労働災害の 発生確率を分析して導いた経験則に「 ハインリッヒの法則 」というものがあります。「 1件 」の 重大な事故の裏には「 29件 」のかすり傷程度の軽い事故があり、その背景には「 300件 」 もの「 ヒヤリ 」「 ハッと 」した体験があるというものです。つまり、軽い事故が起きた段階で、 たまたま起きたものと見過ごさす、似たような事故を分析して原因を究明し対策をすれば重大事故は防ぐことができる!という教訓です。リスクというものはピラミッド型をしていて、その底辺には無数の予兆があるというものです。このハインリッヒの法則=「 1対29対300の法則 」は、労働災害だけではなく、ビジネス上の様々な失敗にも当てはまるとされています。1つの大きな失敗の陰には、29の小さな失敗が顧客からのクレームという形になって現れていて、その裏には、300の「 しまった・・・ 」という社員、スタッフの体験があると考えることも出来ます。クレームを軽視しないことはもちろん、「 しまった・・・ 」という体験を隠さずに対策として生かすことができるか・・・ここには、社員、スタッフの誠実さや社員教育などが大きく関わっていると思います。美容業界も「 真価 」と「 進化 」が問われていますが、さらに2012年は、これらリスクにどう向き合っていくのかという共通の課題が明確になっているかが肝心です。改めてハインリッヒの法則を活用して、会社・お店の組織における「 改善・強化 」に努めることが求められています。


「 きれいな日本語が希少価値 」
昨今、若い世代の言葉が意味不明なのかが問題になっています。「 やばい 」「 ガチで 」など理解の範囲を超えているものが多いようです。何が問題かと言えば、相手が違和感を覚えていることを問題視していないことです。もちろん、接客サービス業であれば絶対NGな言葉と知りながら、普通に使う会社員やスタッフがいることです。改めて言葉遣いの重要性を認識すると同時に、きれいな日本語は人に心地よさを与える!ということに気づく必要があると思います。

LIST